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コロナ禍での音楽科教育

 令和2年に始まったコロナウイルス感染症の蔓延は、世界のありとあらゆる国を混乱に陥れました。日本においても感染が広がりを見せる中で、学校では音楽に関わる様々な行事が中止となり、新しい学習指導要領が動き出したにもかかわらず、授業では歌唱や器楽の活動を中心に、予定されていた指導計画や評価が正常に行えない状態が続いています。

 ただ、逆にこの未曾有の事態を「災い転じて福と成す」とするならば、今までの音楽科教育の在り方を見つめ直し、新しい価値を生み出す良い機会と捉えることもできます。音楽教育に携わる全ての人々が英知を結集して目の前にいる子供達のために力を尽くしていくことで、この時を音楽という教科の価値を多くの人々が再認識するターニングポイントにしなければなりません。

 本サイトは、コロナ禍での学校教育において音楽科教育が新たな1歩を踏み出すための有益な情報を、できる限り発信し続けて参りたいと思います。

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