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音楽科のICT機器活用

ICT機器を活用する意義・目的

​☆新学習指導要領がめざすものとICT

①新学習指導要領がねらう3つの資質・能力

 

平成30年度より幼稚園から順次改訂される学習指導要領では、未来を生きる子供達に必要な資質・能力を次の3つの柱に整理。

 

・「何を知っているか、何ができるか(個別の知識・技能)」

・「知っていること・できることをどう使うか(思考力・判断力・表現力等)」

・「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(学びに向かい合う力、人間性等)」

 

このような資質・能力を育むためには、学びの量とともに、質や深まりが重要であり、「どのように学ぶか」について注目すべき、との認識のもと、「課題の発見・解決に向けた主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニングの視点から授業改善)の検討が重ねられている。

②アクティブ・ラーニングによる授業改善の3つの視点

…音楽科を含むすべての教科等において、学習の質的な充実を図るために重要な視点。

 

・習得・活用・探求という学習プロセスの中で、問題発見・解決を念頭に置いた深い学びの過程が実現できているかどうか。

・他者との協働や外界との相互作用を通して、自らの考えを広げ深める、対話的な学びの過程が実現できているかどうか。

・子供達が見通しを持って粘り強く取り組み、自らの学習活動を振り返って次につなげる、主体的な学びの過程が実現できているかどうか。

③アクティブ・ラーニングにおけるICTの役割

主体的に学ぼうとする意欲を喚起、増長させるツールとして

→感覚的に情報を伝えるICT機器は、子供の心を捉えやすい。

情報の共有による、対話的な学びの促進するツールとして

→同じ画面を見ながら児童生徒間で対話し、試行錯誤して課題解決に取り組む。

課題解決のための情報の提示による、深い学びへの誘導

→ノートを一覧で表示するなど、様々な考えに触れることで思考を促進。

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