皆さん、こんにちは。第１回、第２回の投稿から４年の時を経ても、逃げ出さず相変わらずこなっしーの秘書をしております、カワウソでございます。またお目にかかれて光栄に存じます。

日に日に顔のシワが増えているように感じるご主人様でございますが、ここ１５年近く悩んでいることがあると申しております。学校でのことらしいのですが、どの管理職の先生に相談しても、「そりゃ、仕方ないなぁ、ワッハッハ。」で済まされてしまうらしく、どうしようもないと嘆いておられます…。

ご主人様はこの１５年の間に、同じ市内で３つの学校を移ってこられました。（びたにほん小→とでんとん小→とでんだいわん小）どの学校でも音楽室で音楽の授業をされてこられたのですが、どの学校の音楽室もある共通点があるというのです。

それは……音楽室の真下が「給食室」ということです。

給食室は言わずと知れた子ども達のお昼の給食を作る場所、朝早くから調理員の皆さんが子ども達のためにせっせと調理をしてくださいます。料理をすれば当然「匂い」が出るのですが、別棟の給食室は平屋なことが多く、大抵屋根の上に大型の換気扇があって、その美味しそうな匂いをボワーっと放出しているわけです。そんでもってその真上にある音楽室の壁には外気を取り込むための換気扇が付いており、その美味しそうな匂いをすべて吸い込んでしまう…そういう訳なのです。

おかげで音楽室は朝から「にんにく臭」に「しょうゆ臭」、「かつおぶし臭」から「からあげ臭」まで、その日の献立を予測できる様々な匂いに包まれます。それに子供達も先生もやられてしまうのです…。挙げ句の果てには、音楽室に来た子ども達に「先生！音楽室で隠れて唐揚げ食べてるでしょ！ずるい‼️」とか言われる始末…。おいおい、一番辛いのはここにずっといる音楽室の主だよ、と言いたいのをご主人様はぐっと我慢をしている、とのことでございました。本当に困った「スメハラ」でございますね。

「ご主人、スメルでハラが減る」

なんちゃって。お後がよろしいようで。