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2/23新書『こなっしーの音楽授業アクション50』4月出版!


この度、私の3冊目の単著となる「こなっしーの音楽授業アクション50」が明治図書出版より発売されることとなりました。

本書は新学習指導要領の実施やGIGAスクール構想の開始、そしてコロナによるパンデミックを経て初めての著書となりますが、ここ数年の異常事態…学校音楽教育にとってはまさに「青天の霹靂」と言えるような状況の中で、その未来を切り開く一助となることを念慮して筆を走らせた渾身の実践書となります。

今回のパンデミックにおいて、我々音楽に携わる教師達は、感染抑止ための様々な活動制限の中でも何とか音楽の学びを継続させようと、様々な授業形態の模索を行いました。当初それらは制限された活動を補うための苦し紛れなものでしたが、タブレット端末を始めとする新たな学習ツールを活用することによって、今までにない新しい音楽の授業を創り出すことにも結びついていきました。

また、学校現場においては、パンデミックと時を同じくして顕在化してきた少子高齢化や教員志望者の減少によって、我々教師の働き方に対する考え方にも大きな変化が起こりました。「子ども達のために」を覚醒の言葉に昼夜を問わず働き続ける姿は、もはや理想の教師像では無くなりつつあります。

こうした取り組みや考え方の変化は、パンデミックが収束したとしても以前に戻ることはない不可逆的なものであり、健全な学校音楽教育を維持していくためには、ICT等の活用によって業務の効率化を図ることのみならず、我々教師自身が従来の教師観を見つめ直し、自らのアクションに変化を加えていかなければなりません。

本書は、コロナによる困難を乗り越えるために、あるいはタブレット端末といった新たな学習ツールを音楽の学びに取り入れるために、私が起こした様々なアクション(実践)の記録集であり、同時にこれからの学校音楽教育を持続可能なものにするために、我々音楽教師が起こすべきアクションやマインドチェンジのための提言集でもあります。ある意味、ポストコロナの音楽授業や活動の在り方を考える上で様々な議論が沸き起こりそうな内容を含む本ですが、そうした議論によって学校音楽教育の真価を今一度見つめ直すきっかけとなればと考えています。

ぜひお手に取って頂き、令和の新しい音楽授業の在り方を考えるための一助にして頂ければ幸いです。

本書は4月初旬に書店等で発売の予定です。(表紙や正式な発売日が分かりましたら、改めて紹介させて頂きます😊)

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